8月もいよいよ最終日を迎えました。そして今日は、僕の38歳の誕生日です。年齢を重ねるごとに、誕生日の意味は少しずつ変わってきました。若い頃は、お祝いされることがただ嬉しかったのに対し、今では、人生を振り返り、自分の歩んできた道を静かに見つめ直す日になっています。
家事をしない妻との誕生日
我が家では、家事は基本的に僕の担当です。家事をしないWebデザイナーの妻は、誕生日でもそのスタンスは変わりません。今日は特に何もしてくれる様子はなく、普段通りの彼女らしい一日でした。でも、それがかえって安心感を与えてくれるのです。
夕方、僕は自分でステーキを焼きました。最近見つけたパン屋さんのバゲットと、大好きな赤ワインを開けて、シンプルながらも贅沢なディナーを楽しみました。妻はテーブルに座りながらも、スマホをいじったり、仕事の合間に少しだけ会話を交わしたりと、特別な反応はありません。それでも僕にとっては、この普通の日常が何よりも心地よいのです。
マーク・トウェインの言葉が響く瞬間
「人生で最も大切な日とは、自分が生まれた日と、自分が生まれた意味が分かった日である」
マーク・トウェイン
この言葉が、年々心に深く染み渡るようになっています。誕生日を迎えるたびに、まずは両親への感謝が自然と湧き上がります。自分が生まれたこと、それがどれだけ奇跡的なことか。そして、それを支えてくれた家族や友人たちの存在に、感謝の気持ちが溢れます。
今年も母からは思いが込められたプレゼントが届きました。大人になった今でも、こうして思ってくれる母の優しさに、改めて感謝せずにはいられません。母が送ってくれるプレゼントは、単なる物ではなく、家族の愛情や絆そのものです。
「生まれた意味」を考える
誕生日は、これまでの人生を振り返り、自分が何のために生まれてきたのかを考える大切な機会です。特にここ数年は、「生まれた意味」について考えることが多くなりました。
アンパンマンのマーチの歌詞が、ふと頭をよぎります。
なんのために生まれて、なにをして生きるのか
こたえられないなんて、そんなのはいやだ!
この歌詞が、改めて僕の胸に深く突き刺さります。子どもの頃は何気なく聞いていたこの歌詞が、今では人生の大切な問いかけとして響いてきます。僕にとって、「生まれた意味」とは、「教育を通して生きるセンスを伝えること」、そして「生徒たちと共に考え、成長すること」だと感じています。生きることは、楽しむこと。その楽しさを周りと分かち合い、共に成長することが、今の僕にとっての「生まれた意味」なのだと思います。
これからの歩みと読者のみなさんへの問いかけ
誕生日は、未来への希望を見つめ直す日でもあります。これまでの経験や感謝の気持ちを胸に、これからの人生をどのように歩んでいくのかを考える機会です。このブログを始めたのも、どこかで「教育」という使命と繋がっているのだと感じています。つたない文章かもしれませんが、読んでくださるみなさんに少しでも何かを感じてもらえたら…そんな思いで、これからも書き続けていきたいと思っています。
最後に、この記事を読んでくださったみなさんに問いかけたいと思います。
「あなたにとっての『生まれた意味』とは、何ですか?」
この問いかけを胸に、次の一年もまた、新たな一歩を踏み出していこうと思います。これからもどうぞ応援よろしくお願いします!