こんにちは、ランニング好きのIsseiです。🏃♂️
2024年の岡山マラソンに向けてトレーニングを積む中、最新のランニングシューズ「S4+ YOGIRI(エスフォープラス ヨギリ)」を手に入れました。アシックスがサブ4(フルマラソンを4時間以内で完走)を目指すランナーのために開発したこのシューズを履いて、ハーフマラソンに挑戦しました。
結果は21.16kmを1時間44分12秒、平均ペースは4分55秒/km。自己ベストに迫る好タイムを記録することができました。今回は、このシューズがどのように走りに貢献してくれたのか、その実力を詳しく検証してみたいと思います。
S4+ YOGIRIとは?
アシックスがサブ4ランナーのために開発した最新シューズ
S4+ YOGIRIは、アシックスが2023年10月に発売した最新のランニングシューズです。商品名の「S4+」はSpeed(スピード)、Stability(安定性)、Safety(安全性)、Sub4(サブ4)の4つの要素を意味し、「YOGIRI」には「このシューズを履いて4時間切りを達成してほしい」という願いが込められています。
主な特徴
- 軽量で高反発なミッドソール「FF TURBO PLUS」
- カーボンプレート搭載による安定感と推進力
- 通気性とフィット性に優れたエンジニアードメッシュアッパー
- 優れたグリップ力を持つ「ASICSGRIP」アウトソール
高反発のミッドソール「FF TURBO PLUS」が生んだペース維持
ミッドソールの進化
今回のシューズで特に注目したいのが、ミッドソールに採用された「FF TURBO PLUS」です。これは、上位モデルの「METASPEED PARIS(メタスピードパリ)」シリーズにも搭載されている独自開発の軽量クッションフォーム材です。
前モデルの「FF TURBO」と比較して:
- 約8.0%軽量化
- 反発性を約8.2%向上
- クッション性を約6.0%向上
実際の走りで感じた効果
ハーフマラソンの序盤から中盤にかけて、このミッドソールの効果を強く感じました。足を着地した瞬間に、ミッドソールが素早く変形・圧縮し、その後すぐに元の形状に戻ることで、跳ね返るような感覚が得られます。
- ペース維持が容易に:軽快な足運びで、平均ペースを安定してキープ。
- ストライドが自然に伸びる:反発力が強く、無理なくストライドが広がる。
- 脚への負担が軽減:クッション性が高く、長時間のランでも疲れにくい。
特に後半の10km以降、疲労が溜まってくる中でもペースを落とさずに走り切ることができたのは、このミッドソールの恩恵だと感じました。
カーボンプレートによる安定感と推進力
カーボンプレートの役割
ミッドソール内には、前部から後部にかけてカーボンプレートが搭載されています。このプレートは、以下のような効果をもたらします。
- 着地時の足のブレを抑制:足の安定性が向上。
- 蹴り出し時の推進力を強化:前への推進力がアップ。
- エネルギーロスを最小限に:無駄な力を使わずに走れる。
ハーフマラソン中の体感
実際のハーフマラソンでは、カーボンプレートが足全体をしっかりサポートしてくれる感覚がありました。着地から蹴り出しまでの動きがスムーズで、特にペースアップが必要な場面でも、力強く前に進むことができました。
- 安定したフォーム維持:疲労によるフォームの乱れが少ない。
- 終盤でのペースアップが容易:脚力が落ちても推進力を感じる。
- 膝や足首への負担軽減:関節の痛みが出にくい。
快適なアッパーと抜群の通気性
エンジニアードメッシュの採用
アッパーには、部位ごとにメッシュの孔の大きさを調整したエンジニアードメッシュが採用されています。これにより、以下の効果があります。
- 通気性の向上:足内部の蒸れを防ぐ。
- フィット性の向上:足全体にぴったりフィット。
- 軽量化:無駄な素材を省き、シューズ全体の軽量化に貢献。
レース中の快適性
ハーフマラソン中、足の蒸れや不快感を感じることは全くありませんでした。アッパーが足の形に沿ってしっかりフィットしつつ、締め付け感もなく、長時間のランでも快適さを維持。
- 足の動きに柔軟に対応:ストレスフリーな履き心地。
- 靴擦れや圧迫感がない:デリケートな足にも優しい。
- 軽やかな走りをサポート:シューズの重さを感じさせない。
ASICSGRIPのグリップ力で安心の足運び
靴底の工夫
アウトソールには、アシックス独自の素材「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」が使用されています。これにより、以下の特徴があります。
- 優れたグリップ力:さまざまな路面コンディションで安定した走り。
- 接地面積の拡大:足運びの安定性をサポート。
- 耐摩耗性の向上:かかと部のラバーを厚くし、耐久性をアップ。
路面状況への対応
今回のハーフマラソンでは、舗装路だけでなく砂利道や湿った路面もありましたが、滑ることなくしっかりと地面を捉えてくれました。
- 安心感のある足運び:足元を気にせず走れる。
- ペースを崩さない:路面状況による減速が少ない。
- 怪我のリスクを軽減:滑りによる転倒を防止。
使用後の感想と総評
総合的な評価
S4+ YOGIRIは、サブ4を目指すランナーにとって理想的なシューズだと感じました。各要素がバランスよく組み合わさり、走り全体をサポートしてくれます。
- ペース維持が容易:ミッドソールとカーボンプレートの効果。
- 足への負担が少ない:クッション性と安定性の高さ。
- 快適な履き心地:アッパーのフィット感と通気性。
価格について
税込22,000円とやや高めの価格設定ですが、その性能を考えると十分に価値があると感じます。ランニングシューズは足を守り、パフォーマンスを向上させる重要なギアです。投資する価値は大いにあります。
S4+ YOGIRIをおすすめしたい人
サブ4を目指すランナー
- タイムを縮めたい
- 安定したペースで走りたい
- 足への負担を減らしたい
フォームを安定させたい人
- 長距離でフォームが崩れがち
- 足や膝に痛みが出やすい
新しいテクノロジーを試したい人
- 最新のランニングシューズに興味がある
- カーボンプレート搭載シューズを試してみたい
S4+ YOGIRIの詳細スペック
項目 | 詳細 |
品名 | S4+ YOGIRI |
品番 | 1013A158 |
価格 | 22,000円(税込) |
カラー | クールマッチャ×スチールグレー |
サイズ | 22.5~29.0cm(0.5cm刻み) |
ウイズ | スタンダード |
素材 | アッパー:合成繊維、合成樹脂 アウターソール:ゴム底 |
生産国 | ベトナム |
発売日 | 2024年10月17日 |
開発背景とASICS DESIGN
開発のコンセプト
アシックスは、「Speed(スピード)」「Stability(安定性)」「Safety(安全性)」「Sub4(サブ4)」の4つの要素を備えたランニングシューズとしてS4+ YOGIRIを開発しました。「YOGIRI」という名前には、「このシューズを履いて4時間切りを達成してほしい」という願いが込められています。
ASICS DESIGNとは
アシックス独自の設計思想である「ASICS DESIGN」は、以下の4つの要素から構成されています。
- ユーザーテスト:性能評価とユーザーの感覚的な着用テスト
- サイエンス:フィジカルと感性の両面からアスリートを支える科学的研究
- イノベーション:長期にわたる製品考察、継続的な改善プロセスの構築
- サステナビリティ:資源効率の向上やCO₂排出量削減、持続可能なプロセスの構築
この設計思想に基づき、S4+ YOGIRIは開発されています。
今後の目標とS4+ YOGIRIでのチャレンジ
僕自身、次回のフルマラソンでのサブ4達成を目指し、引き続きこのシューズでトレーニングを続けていきます。ハーフマラソンでの好タイムを踏まえ、フルマラソンでもこのシューズの性能を最大限に活かしていきたいと思います。
トレーニングプラン
- 週4回のランニング:距離とペースを調整しながら負荷をかける。
- インターバルトレーニング:スピード強化を目指す。
- 筋力トレーニング:下半身を中心に強化。
購入方法
発売日と取り扱い店舗
- 先行発売:2024年10月10日よりアシックスオンラインストアにて
- 一般発売:2024年10月17日よりアシックス直営店各店(ファクトリーアウトレットを除く)、全国のスポーツ用品店などで順次発売
まとめ:S4+ YOGIRIはサブ4ランナーの強い味方
S4+ YOGIRIは、サブ4を目指すランナーにとって非常に心強いシューズです。最新のテクノロジーを搭載し、ランナーのニーズに応える設計となっています。
- 高反発で軽量なミッドソール:ペース維持と疲労軽減
- カーボンプレート搭載:安定感と推進力を強化
- 快適なフィット感:長時間のランでも快適
- 優れたグリップ力:さまざまな路面に対応
フルマラソンでのタイム更新や、さらなる高みを目指すランナーの皆さんに、ぜひ一度試していただきたい一足です。
S4+ YOGIRIに興味を持たれた方、実際に試してみた方の感想をぜひコメントでお聞かせください。一緒にランニングライフを盛り上げていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
コメント